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2009年10月16日
【講座】HSP3ワンポイントテクニック 第39回
このコーナーでは、HSP3の変わった使用例や、気付きにくい機能
などを紹介していきたいと思います。
今回もHSP3.2の新機能について、紹介していきたいと思います。
標準で色々な命令が追加されているのは前回もお伝えしましたが、
その中でobjimage命令は、ボタンの外観を変えることのできる
命令で、思った以上にアプリケーションのイメージを変える
ことができるのでお奨めです。
button命令で配置されるボタンオブジェクトは、Windowsが持つ
標準的なデザインになっています。いままでは、これを変更
するためには、APIを使ってオーナードローの設定を行なう
必要があるなどかなり面倒でした。
HSP3.2では、ボタンの下地として使う画像を用意しておくだけで
ボタンの外観を任意に設定することができるようになりました。
objimage命令のパラメーターは、以下のようになっています。
objimage id,x1,y1,x2,y2,x3,y3
id : カスタムボタンの参照バッファID
x1,y1 : カスタムボタンの参照座標1(通常時)
x2,y2 : カスタムボタンの参照座標2(押し下げ時)
x3,y3 : カスタムボタンの参照座標3(マウスオーバー時)
あらかじめ「通常時」「ボタン押し下げ時」そして必要ならば、
「マウスオーバー時」(ボタンの上にマウスカーソルが乗った
時)の画像を1枚にまとめて用意しておきます。
sample/newフォルダ内にある「btn_normal.bmp」がサンプル用の
データーなので参考になるはずです。
あとは、icload命令や、celload命令で下地となる画像を
読み込んでおいて、それぞれの場合に参照される座標を
objimage命令で設定します。
以降は、button命令で配置したボタンが設定された画像のものに
置き換わります。
「btn_normal.bmp」の画像を使った例を紹介しましょう。
celload "btn_normal.bmp",1
objsize 128,32
objimage 1, 0,0, 0,64, 0,32 ; ボタン画像の指定
button "PUSH",*owari
stop
*owari
end
ボタンの下地を変えるだけで、印象がまた違うのでオリジナルの
ボタンを作って試してみてください。
それでは、また。
(おにたま)
投稿者 usuaji : 2009年10月16日 16:55
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