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2008年10月26日
【講座】HSP3ワンポイントテクニック 第35回
このコーナーでは、HSP3の変わった使用例や、気付きにくい機能
などを紹介していきたいと思います。
今回も、前回に引き続きHSP3.1のサンプルフォルダから、ゲーム
に関するひな型のスクリプトを見ていくことにしましょう。
HSPがインストールされているフォルダ以下の、sample/gameに
ある、スクリプトの中で以下の3つは、2Dスクロールマップに
冠するサンプルです。
mapedit.hsp
mapmove1.hsp
mapmove2.hsp
これらは、2DのRPGなどで古くから使われている地形のパーツを
組み合わせて大きな広いマップを表現しています。
まずは、「mapedit.hsp」をスクリプトエディタから開いてから
[F5]を押して実行してみてください。
これは、広いマップに自分で選んだパーツを配置するための
エディタになっています。すでに作成してあるデータが同じ
フォルダに「test.map」として保存されています。最初に、
「ロード」ボタンを押して、「test.map」を読み込んでみると
どのような感じかわかると思います。
このエディタでは、マウスカーソル位置にあるパーツを、
右クリックで参照することができ、左クリックで配置されます。
余計な機能は何も付いていないものなので、自分である程度
拡張してみるのもいいでしょう。
マップの広さや、パーツ1つ1つの大きさは、スクリプトの
最初に変数として代入されています。
cx=64:cy=64 ; チップXYサイズ
mapsx=32 ; マップ全体Xサイズ
mapsy=32 ; マップ全体Yサイズ
チップ(パーツのこと)の大きさや、マップ全体の大きさは
マップデータには保存されないので注意してください。
mapmove1.hsp、mapmove2.hspのスクリプトは、マップをキー
操作で動かすためのサンプルです。mapmove1.hspでは、パーツ
単位で動かしていますが、mapmove2.hspでは1ドット単位で
動かすことでよりスムーズに見えるようになっています。
このようなマップの上に、キャラクターを重ねて歩かせれば
RPGとして最初の一歩になるはずです。
ゲーム作りなどに応用してみてください。ではでは、また。
(おにたま)
投稿者 usuaji : 2008年10月26日 01:11
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