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2008年06月30日
【講座】HSP3ワンポイントテクニック 第32回
このコーナーでは、HSP3の変わった使用例や、気付きにくい機能
などを紹介していきたいと思います。
今回は、HSP3.1について知っている人は知っている、プチ情報を
いくつか紹介していきたいと思います。
■HSP3のアイコン書き換え
HSP3で作成した実行ファイルのアイコン書き換えについて。
HSP3.0では、Resource Hackerというツールを推奨していましたが、
HSP3.1からは一般的なアイコン書き換えツールが使用可能です。
■HGIMG3画面のキャプチャ
HGIMG3を使用中は、描画方法が通常と異なるためbmpsave等の
命令が意味を持たなくなってしまいます。
HGIMG3で作成した画面を、HSP3の通常描画命令で操作したい時は
hgcapture命令を使用してHSP3が管理する画面にイメージを転送
してから行ないます。
■mkpack.hspツール
sampleフォルダに暗号化付きDPMファイルを生成することができる
mkpack.hspツールが含まれています。
これを実行すると、ツールが起動して指定フォルダ内のファイルを
まとめてDPMファイルに変換できます。
DPMファイルを暗号化することで、より高いファイル保護が可能に
なります。
(DPMファイルの使い方は、マニュアルを参照してください。)
■文字コードの変換
HSP3では、日本語(全角)の文字列をSJIS(シフトJIS)という形式で
管理していますが、他にも様々な形式があり相互変換が必要な
時があります。Unicode(UTF16)との変換は、標準でcnvstow、
cnvwtosという命令が用意されていますが、それ以外の変換に
利用できるサンプルとして、nkfcnv.hspが同梱されています。
これによりNKF.DLLを使用して、EUC、7bit-JIS、MIME、SJISの
相互変換を行なうことが可能です。
■16進数文字列を10進数に変換
これは以前のHSPからサポートしている方法ですが、
「a=int("$1234")」のように先頭に「$」が付いている場合は、
16進数として扱われます。
まだまだ探せば色々なTIPSがありますので、機会があればまた
紹介していきたいと思います。
ではでは、また。
(おにたま)
投稿者 usuaji : 2008年06月30日 11:39
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