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2007年11月29日

【講座】「教えて!おにたま!!」

<中島 さんからのおたより>

HSP3.1のHGIMG3についての質問なのですが、
単純なプログラムでも「ツール」-「EXEファイル作成」で
実行ファイルを作成すると、

-->内部エラーが発生しました(1)

というエラーが出てしまいます。
良い解決法があれば、ご伝達よろしくお願いします。


<こたえ>

お便りありがとうございます。
HGIMG3は、HSPに同梱されているプラグインで3D表示やサウンドの
再生などに利用するものです。そして実は、このプラグインだけが
拡張ランタイムと呼ばれる特殊な形式で作られています。
他のプラグインは、実行ファイルを作成した場合に、プラグイン本体
であるDLLファイル(たとえば、HSPDXプラグインならば、hspdx.dll)
を同じフォルダに置かなければなりません。
しかし、HGIMG3だけはDLLファイルを追加する必要なく、単一の
実行ファイルを作成することができます。
拡張ランタイムとは、簡単に言うとHSP本体にプラグインの機能を
すべて組み込んだ形で用意するもので、実行ファイル作成時には、
特別なランタイムファイルというものが必要になります。
そして、「ツール」-「EXEファイル作成」のメニューは、拡張
ランタイムに対応していないため、残念ながらHGIMG3では利用する
ことができません。

結論を言うと、「EXEファイル作成」メニューは使用せずに、
「実行ファイル自動作成」を使ってもらえればと思います。
HSP3以降では、「実行ファイル自動作成」によって実行ファイルを
作成することが推奨されており、「PACKFILE編集」と「EXEファイル
作成」は、過去のバージョンとの互換性を重視して残されている
機能です。

データファイルを実行ファイルに埋め込む場合は、#pack、#epack
命令が利用できますので、マニュアル等も参考にしながら、
「実行ファイル自動作成」の機能を使ってみてください。

それでは、またまた。HSPに限らず、PCのコトや
プログラミング関係どんなことでもお便り待っていますね。

(おにたま)

投稿者 usuaji : 2007年11月29日 23:58

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