« 【講座】HSPよく使うフレーズ 第36回 ファイルには拡張子 | メイン | 【よみもの】もーりおのつぶやき 第15回 »

2007年08月22日

【講座】「教えて!おにたま!!」

<しゃの さんからのおたより>

HSP3.1のpeasマスターしようとしているの
ですが、配列や構造体が使いたいです。
スクリプトパーツで設定しなければダメでしょうか?

<こたえ>

お便りありがとうございます。
HSP3.1から新しく追加されたPeasエディタは、
スクリプトエディタを使わずにプログラムを
作成することができるツールです。
ただ、1つ間違えないで頂きたい点があります。
Peasエディタは決してHSPのスクリプトの流れを
パーツに直して配置することが目的ではないのです。
HSPが持つ命令1つ1つをPeasのパーツに直したと
しても、配置や設定など手間が増えるだけで、
スクリプトエディタ以上に便利にはなりません。

Peasエディタが活躍する場面は、もっと大きな動作
の単位を組み合わせる時だと考えています。
たとえば、「色々な効果とともに絵を出す」とか、
「画面を表示してキーが押されるまでそのまま待つ」
など、再利用できそうな処理のパターンをパーツ
として登録しておき、スクリプトの内容を深く
知らなくてもプログラムとして動作させられることを
目指しています。もっと極端なことを言えば、
シューティングゲームを作るパーツを配置して、
プロパティの設定をするだけでも動くくらいの
手軽さが出て、初めてスクリプトエディタとは違う
使い方が生まれると思っています。

Peasは、まだ生まれたばかりのツールで、色々と
不自由なこともあるかと思いますが、これからも
HSPとともに発展していければと考えています。
質問の答えとしては、Peasのマスターとなるならば、
目的に合ったパーツを自分でも作りながら、
その中で配列や構造体にあたる要素を提供する
のが正しい道だと思います。
これからも頑張ってくださいね。

それでは、またまた。HSPに限らず、PCのコトや
プログラミング関係どんなことでもお便り待っていますね。

(おにたま)

投稿者 usuaji : 2007年08月22日 00:30

口臭チェッカー市場