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2006年12月05日

【講座】HSP3ワンポイントテクニック 第13回

このコーナーでは、HSP3の変わった使用例や、気がつきにくい
機能などを紹介していきたいと思います。

今回はメニューを作成してみることにします。

HSPでは、メニューバーを利用する命令を標準で持っていませんが、
「mod_menu.as」というモジュールを使用することにより、手軽に
作成することができます。

以下のサンプルは、「開く」「終了」という項目を持つメニューを
作成して、その選択を取得するというものです。

#include "mod_menu.as"
#define CMD_OPEN 1
#define CMD_QUIT 2
oncmd gosub *OnCommand, WM_COMMAND ; メッセージ割り込み
; サブメニュー作成
newmenu hfilemenu,1
addmenu hfilemenu, "開く(&O)", CMD_OPEN
addmenu hfilemenu, "終了(&Q)", CMD_QUIT
; トップメニュー作成
newmenu hmenu,0
addmenu hmenu, "ファイル(&F)", hfilemenu, 0x10
applymenu hmenu
stop

; メッセージの処理
*OnCommand
cmd=wparam & 0xFFFF
if cmd=CMD_OPEN {
dialog "メニューを選択しました。"
}
if cmd=CMD_QUIT {
end
}
return

最初にサブメニューを作成しておいて、最後にトップメニューとし
て登録するという流れを覚えてしまえば、それほど難しくありませ
ん。

addmenu命令で指定しているメニューに表示する文字列は、
「"開く(&O)」のように、「&」に続けてショートカットキーに
なる文字を指定することができます。

ラベル「*OnCommand」以降は、選択した項目を取得するための
部分です。

メニューに割り当てられたIDごとに処理を行なうようになって
います。

(おにたま)

投稿者 usuaji : 2006年12月05日 21:13

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