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2006年06月06日
【講座】HSP3ワンポイントテクニック 第8回
このコーナーでは、HSP3の変わった使用例や、気がつきにくい機能など
を紹介していきたいと思います。
HSP3では、picload命令でBMP、JPG、GIFといった形式を扱えるように
なっていますが、それ以外の画像を扱う場面もあるでしょう。
特に、PNG形式は可逆圧縮でコンパクトなサイズに収めることが
できるため、便利な画像フォーマットの1つと言えると思います。
HSP3では、「mod_img.as」というモジュールが標準で用意されており、
これを利用することで、いくつかの画像フォーマットを読み込むことが
できるようになります。
以下のスクリプトは、「mod_img.as」モジュールで提供される命令を使
ったサンプルです。最初に「#include "mod_img.as"」を入れるだけで、
imgload命令を使用することができます。
imgload命令は、指定した画像ファイルの内容を現在のウィンドウ内に
描画します。
#include "mod_img.as"
dialog "BMP;*.JPG;*.PNG;*.GIF;*.ICO;*.TIFF",16
if stat = 0 : end
imgload refstr
sx=size@imgctx(0)
sy=size@imgctx(1)
dialog "画像サイズは、("+sx+","+sy+")です。"
stop
imgload命令により、BMP、JPG、PNG、GIF、ICO、TIFFといった形式を
扱うことができます。ただし、HSP以外のシステムを通してファイルを
読み込むため、EXEファイルやDPMファイルにデータを埋め込むことが
できないほか、memfile命令によるメモリ経由のアクセスもできないので
注意してください。
(おにたま)
投稿者 usuaji : 2006年06月06日 13:28
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